「β Tools(ベータ・ツールズ)」は、画像を編集したり加工したりするWebツールで、おそらくめずらしいであろう国産の画像編集・加工Webツール。もちろん、メニューや使いかたの説明もすべて日本語。

1. β Toolsの機能
β Toolsには、画像の編集・加工に関して以下の独立した4つの機能がある。
- 画像をトリミング、サイズ変更(リサイズ)する
- 画像の角を丸くする
- 画像にメガネやネコなどのパーツを加える
- 画像に集中線を加える
以降、各節にて機能をひとつずつ紹介する。
今回、各機能を紹介するために使った画像のオリジナルはコレ(↓)。この画像がどんなカンジに編集・加工できるか、以降の各節で確認してほしい。

(ASUS EeePC 1000H)
2. 画像をトリミング、サイズ変更(リサイズ)する

オリジナル画像から、EeePC 1000HAの上半身だけを切り取ってみた。
切り取って、リサイズをしたあと、ピクセルを補完する「スムージング」オプションもある(今回はリサイズしていないため未使用)。オリジナルとリサイズ結果の画像サイズの差が大きい場合には有効なオプションだ。
保存形式は「jpg」のみ。
3. 画像の角を丸くする

角丸画像にする。角丸のサイズを指定できるのはもちろんのこと、角丸にしない角(今回は左下は角丸にしていない)を選ぶこともできる。角丸にした部分は「透明」にすることができるし、「色を指定」することもできる。
保存形式は「jpg」と「png」から選択可能。もちろん、「透明」オプションを選択したときは「png」で保存しよう。
4. 画像にメガネやネコなどのパーツを加える

画像に、ネコやメガネなどのパーツを加える。パーツはジャンル分けさえているので選びやすい(今後も増える予定らしい)。
できるなら、自分で作ったパーツを使えるようにしてほしい(← あたしの勝手な希望)。
保存形式は「jpg」と「png」から選択する。
5. 画像に集中線を加える

画像に集中線を加える機能。
集中線の色、太さ、密度を指定できる。色はRGBか、16進コードで指定する。おもしろいのは、集中線の長さ、太さ、間隔(密度)をランダム(強弱で指定する)にするオプション。うまく使えば効果的な集中線にできるだろう。
保存形式は「jpg」と「png」から選択する。
6. まとめ
- とにかく、日本語で使える画像編集・加工Webツール、この意義は大きいと思う
- 編集・加工の対象は「jpg」のみのようだ
- トリミングとリサイズが同時にできるのは便利かも
- 角丸も便利に使えると思う
- ただ、全体にやや動作が重いカンジがある(Flashなので、PCのスペックの問題のような気がする)
- 集中線追加機能とパーツ追加機能は、どうだろうか…、ある程度以上の美的センスを要求される機能だと思う(あたしにはムリ)
- Flashなので、iOSでは動作しない