お仕事でPDFのやりとりをすることは多い。校正紙や技術文書、個人情報が書かれている文書など機密性の高い文書をPDFでやりとりする場面もあるだろう。このようなときは、PDFをパスワードで保護して、セキュリティを少しでも強化したい。

以下は、PDFに簡単にパスワードを設定するWebツール「PDFProtect!」についてのメモ。

PDFProtect!
PDFProtect!

1. PDFProtect!の使いかた

  1. PDFProtect!」にアクセスする
  2. 「File to protect」欄にPDFをドラッグ&ドロップするか、「My Computer」ボタンをクリックして、PDFを選択する
  3. 「DropBox」ボタンまたは「GoogleDrive」ボタンをクリックしてPDFを選択することもできる
  4. 「Password」欄にパスワードを入力する
  5. 必要に応じて「Advanced options」をクリックし、権限の範囲や印刷品質などのオプションを指定できる
  6. 拡張オプション
    拡張オプション
  7. 「Protect!」ボタンをクリックする
  8. PDFにパスワードが設定され、自動的にダウンロードされる
  9. パスワードが設定されたPDFのファイル名の末尾に「.protected」が付加されている

2. まとめ

  • 簡単にパスワードを設定できるのは便利
  • 暗号強度を選択できる
  • 閲覧用・印刷用に別のパスワードを設定することもできる(拡張オプション)
  • 印刷品質を指定できる(拡張オプション)
  • 詳細な権限を設定できる(拡張オプション)
  • PDFをDropboxまたはGoogleDriveから直接指定できる(ただし、ダウンロード先はPCのダウンロードフォルダになる)
  • PDFのサイズは最大200MB
  • 一度に複数のPDFは処理できない

DropboxやGoogle DriveにあるPDFを直接読み込んでパスワードを設定できるのは、あたしとしては便利な機能だ。複数のPDFを一括処理できないのは残念だけれど、大量のPDFを一度にパスワード設定するシーンもそれほど多くはないと思う。

拡張オプションでは、印刷時の品質を設定できる。印刷時の品質を低く設定することは、イメージ(写真やロゴなど)の2次利用を避けたい場合、肖像権への配慮を示したい場合などに有効だと思う。

パスワードを設定したPDFは、PCの標準のダウンロードフォルダに自動的に保存される。DropboxやGoogle Driveへ直接書き戻してくれる機能があれば、オンラインストレージをもっと活用できる。今後のバージョンアップに期待したい。

PDFに限ったことでもないのだけれど、そもそも機密性の高い文書をメールに添付したり、オンラインストレージ経由で共有することは、セキュリティの観点から必ずしも好ましい方法ではない。
それでも、PDFにパスワードを設定することは、セキュリティに配慮していることを相手にアピールできるし、パスワードをメールまたは電話などで別途に伝えることは、セキュリティの向上にはつながる。