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ちょっと昔のことだけれど、「Internet Explorer(以降、単にIEという)のメニューが突然英語表記になって使いにくいのでなんとかしてほしい」との依頼がやってきた。今回はその対応のメモ。

1. 原因

マイクロソフトコミュニティによると、IE9の場合、「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2675157)」を適用すると、IEの言語パックをインストールできないという現象が発生するとのこと。

今回のトラブルの場合は、おそらく、デフォルトの言語パックは英文なので、日本語言語パックが見つからないときには英語言語パックが読み込まれて、表記が英文になってしまうのだと思う。

2. 対応

対応方法は、マイクロソフトコミュニティのWebページ「[Windows7 / Vista ・IE9] IE9 のメニューやステータスバー、コマンドなどが英語になってしまいましたが、日本語に戻すにはどうすればよいでしょうか?」にくわしい説明がある。つまりは、日本語言語パックをダウンロードして適用しなさい、ということだ。

手順は以下のとおり

  1. Windows OSのバージョンと種類を確認する
  2. IEのバージョンを確認する
  3. 相応のIE用日本語言語パックをダウンロードする
  4. ダウンロードした言語パックをインストールする

OSのバージョンと種類を確認する手順は、「3. Windows OSのバージョンと種類の確認方法」にて後述する。

IEのバージョンを確認する手順は、「4. IEのバージョンの確認方法」にて後述する。

日本語言語パックのダウンロードは、マイクロソフトサポートのWebページ「Internet Explorer のメニューが英語で表示される、または “エラー コード 0x800f0902” が表示される」から行うのがよいと思う。

Webページ「Internet Explorer のメニューが英語で表示される、または “エラー コード 0x800f0902” が表示される」には、いくつかのダウンロードページが記述されている。OSのバージョンとIEのバージョンを元に、正しいダウンロードページを選択しなければならない。

各ダウンロードページには様々な種類の言語パックがある。OSの種類に注意して日本語言語パックを選択すること。

具体的には、OSの種類が「32ビット オペレーティング システム」なら、言語パックのファイル名に「x86」とあるものを、「64ビット オペレーティング システム」なら「x64」とあるものを、それぞれ選択すればよい。

また、日本語言語パックは、ファイル名に「ja-jp」とあるので見分けることができる。

下図はOSのバージョンが「Windows 7」、種類が「32ビット オペレーティング システム」で、IEのバージョンが「10」の場合の例。

Windows 7でIE10を使用している場合の例
Windows 7でIE10を使用している場合の例。OSのバージョンとIEのバージョンが正しいことを確認したら「Download」ボタンをクリックする
OSの種類が「32ビット」の場合の例。ファイル名に「x86」「ja-jp」とあるものをチェックして「Next」ボタンをクリックする
OSの種類が「32ビット」の場合の例。ファイル名に「x86」「ja-jp」とあるものをチェックして「Next」ボタンをクリックする

3. Windows OSのバージョンと種類の確認方法

今回のトラブルに限ったことでもないので、Windows OSのバージョンと種類を確認する手順をメモしておく。OSのバージョンや種類は、PCのトラブルに対応するときには重要になる情報のひとつだ。

OSのバージョンや種類は、「システムのプロパティ」画面で確認する。「システムのプロパティ」画面」は以下の手順で表示する。

  1. 「スタートボタン」をクリックしてメニューを開く
  2. 「コンピュータ」を右クリックしてプルダウンメニューを開く
  3. 「プロパティ」をクリックする
「スタート」ボタンをクリックして「システムのプロパティ」を開く
「スタート」ボタンをクリックして「システムのプロパティ」を開く
(Windows7 クラシックメニューの例)
「システムのプロパティ」画面
「システムのプロパティ」画面

Windowsのバージョン

「システムのプロパティ」画面の「Windows Edition」欄にWindowsのバージョンが表示されている。この例では「Windows 7 Professional」だ。

システムの種類

システムの種類は「システム」欄に表示されている。この例では「32ビット オペレーティング システム」だ。

もちろん、「コントロールパネル」画面内の「システム」をクリックして「システムのプロパティ」画面を開くこともできる。どちらでも結果は同じなので、覚えやすい(慣れている)方法だけ覚えていればよいと思う。

4. IEのバージョンの確認方法

  1. IEを起動する
  2. 右上の「ツール」ボタン(歯車アイコン)をクリックする
  3. 「バージョン情報」をクリックする
  4. 「バージョン情報」ダイアログボックスにてIEのバージョンを確認する
ツールメニュー(IE11の場合)
ツールメニュー(IE11の場合)
IEの「バージョン情報」ダイアログボックス
IEの「プロパティ」ダイアログボックス

上図の例では、IEのバージョンは「11」である。

一般に、バージョン情報は「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」または「○○○○○○○○について」に格納されていることが多い。IEに限らず、アプリケーション・プログラムのトラブルの場合、バージョン情報は(OSのバージョンと種類と並んで)有用な情報のひとつだ。