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今回は、テスト用ダミーデータを生成してくれるWebサービスをふたつ紹介。あたりまえだけど、いずれも国産Webサービスだ。キッチリ日本語データを生成してくれる。

  1. 「なんちゃって個人情報」
  2. 「疑似個人情報生成」

テスト用ダミーデータは、プログラムのテストを行うのに使うもの。でも、プレゼン用の資料や、クライアント用のシステム概要図などを作るときに、データイメージを貼り付けて効果的な資料を作成することにも使える(と思う)。

また、新人やPC初心者の練習用データとしても有用かも。

 

1. 「なんちゃって個人情報」

「なんちゃって個人情報」
「なんちゃって個人情報」

1件から5000件のダミーデータを作成してくれる。出力形式は「XML」「HTML」「CSV」「タブ区切り」から選択できる。

すばらしい点

  • 「カレーの食べ方」を出力できる
  • 携帯電話の「キャリア」の別を出力できる
  • 「都道府県コード」を出力できる
  • 「既婚または未婚」を出力できる

おしい点

  • 住所を「都道府県」だけしか出力できない
  • 「出力形式」に「CSV」を指定しても拡張子がなぜか「.cgi」になる(拡張子を「.csv」に変える必要がある)
  • 「郵便番号」が出力できない
「なんちゃって個人情報」の生成結果
「なんちゃって個人情報」の生成結果(例)
 

2. 「疑似個人情報生成」

 「疑似個人情報生成」
「疑似個人情報生成」

10件から5000件のダミーデータを作成してくれる。出力形式は「XML」「EXCEL」「CSV」から選択できる。

すばらしい点

  • 住所を「都道府県」だけでなく、市町村名から番地、ビル・マンション名まで出力できる
  • 出力する範囲を都道府県単位で指定できる(たとえば、九州だけのダミーデータを生成できる)
  • 「郵便番号」を出力できる
  • 「ファクシミリ番号」を出力できる
  • 「氏名」「住所」のフリガナに、「カタカナ」「ローマ字」を指定できる
  • 「男女の比率」を指定して出力できる(男性だけ、女性だけのデータを生成できる)
  • 「乱数」を出力できる(何に使うのか思いつかないけれど…)

おしい点

  • 「都道府県コード」が出力できない
  • 「婚姻の別」が出力できない
「擬似個人情報生成」出力結果(例)
「擬似個人情報生成」生成結果(例)

3. まとめ

両者とも、システム開発でなくても、アイデア次第で便利に使えるWebサービスだと思う。いくつかの相違点があるので、用途や状況によって使いわけよう。

「本物の個人データ」を外部向け・内部向けを問わず、各種の資料として使うことは、セキュリティの観点からも好ましくない。そもそも個人情報保護法に抵触するだろう。個人としても組織・団体としても、モラルの問題であり、結果として個人または組織・団体の信用をおとしめることになる。

また、いくらランダムに生成したデータであっても、同姓同名の個人や実際に使用されている電話番号など、(偶然にだけれど)実在の個人・電話番号と同じになるかもしれない。この点にも十分な配慮が必要だ。たとえば、プレゼン資料に使うなら「氏名」「電話番号」などはぼかして使うとか。