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このメモでは、ファイル圧縮の必要性を説明する。実際にファイル、またはフォルダを圧縮(および解凍)する手順は、【ファイルやフォルダを圧縮する方法(Windows7編)】で解説する。

目 次

1. 複数のファイルを受け渡しするときには、圧縮してファイル数を減らす

ファイルを圧縮して、複数のファイルをひとつにまとめることは、重要なことだ。

たとえば、5枚の写真を、外部の誰かに送るとする。あなたは、5枚の写真データをいちいちメールに添付したり、転送ファイルサービスにいちいちアップロードしなければならないだろう。つまり、あなたは、写真データのドラッグ&ドロップを、5回繰り返すことになる。

これが、5枚でなく、500枚だったらどうだろう。あるいは、1000枚だったら!? あなたに、時間と根性があれば、なんとかなるかもしれない。しかし、500枚、1000枚の写真データを受けとった相手は…。

複数のファイルを「圧縮」することで、ひとつにまとめることができる。ひとつのファイルにまとめてしまえば、ドラッグ&ドロップは1回ですむ。500回も、1000回もしなくてよいのだ。

ファイルを受け取る相手にも、同様のことがいえる。1回のダウンロード操作で、複数のファイルをダウンロードできる。相手の時間と労力を軽減できる、あなたの手で。

2. 圧縮ファイルは、「仕事を単位として」分ける

たとえば、あなたが、みっつの仕事をすることになっているとする。仕事の依頼者から、ある日、ひとつの圧縮ファイルが送られてくる。その圧縮ファイルの中に、みっつの仕事のファイルが混在していたら、あなたは、解凍したあとに、ファイルの整理に追われることになる。内容によっては、どのファイルがどの仕事の資料なのか、わからないかもしれない。

ファイルを圧縮するときには、「仕事を単位として」、関連するファイルだけをまとめるとよいだろう。その結果、送る圧縮ファイルがふたつ、またはみっつになっても、ファイルをやりとりする相手は、ファイルの整理が簡単になる。

重要なことがひとつ。「仕事」とは、ファイルをやりとする相手とあなたが、共通して理解している単位でなければならない。おそらくあなたは、「夏用のフトン」と「冬用のフトン」を、おなじ「フトン圧縮袋」に入れないだろう。「子どもの衣類」と「自分の衣類」は、別のタンス(または押入れ)に分けておくだろう。かなり大胆で、とても大雑把なたとえだけれど、「仕事を単位として」とは、このような意味だ。

「子どもの夏用フトンと夏物衣類」は、ひとつの圧縮袋に入れるかもしれない。これも、あなたと子どもが、共通に理解している「単位」だ。

3. 圧縮してもサイズが小さくならないファイルもある

たとえば、JPG・MP3・MOVなどのファイル形式は、圧縮してもほとんどファイルサイズが小さくならない。データが、すでに圧縮されて格納されているからだ。

写真や音声ファイルを圧縮したときに、「ファイルサイズが小さくならないから意味がない」とは考えないでほしい。「複数のファイルをひとつにまとめる」ことが、より重要であることもあるのだ。

普通に考えれば、「圧縮」とは、ファイルサイズを小さくすること。これは、Webにおいてはとても重要なことだ。このメモでは、あえて、「ファイルサイズを小さくすること」に触れていない。このメモの主題が、「複数のファイルをひとつにまとめる」ことにあるからだ。

4. 圧縮の前に、複数ファイルを選択する方法をおぼえよう

複数のファイルを圧縮するときには、まず、複数のファイルを選択しなければならない。複数のファイルを選択する方法は、ひとによって違うだろう。また、そんな操作はしたことがないひともいるだろう。

「圧縮」が目的でなくても、PCの操作で「複数のファイルを選択すること」は、基本の操作だ。以下のメモに、複数ファイルを選択する方法を解説している。参考にしてほしい。

複数のファイルをいちどに選択する方法:Windows 7編