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今回は、PDFを画像に変換してくれるWebサービスを紹介するメモ。

Powerpoint などのプレゼンテーションソフトで、スライドショーや企画説明資料などをつくるとき、PDFを貼り付けたいと思ったことはないだろうか。Word やExcel で作成している資料に、PDFを挿入したいと思ったことはないだろうか。

誤解を恐れずにいえば、PDFはもともと、クロス・プラットフォーム環境で、閲覧・印刷するために開発されたファイル形式だ。各種ソフトで「図の挿入」には対応していない。

そこで今回は、Powerpoint などのOffice ソフトで貼り付けて使うために、PDFを「画像(jpg)」に変換するWeb サービスを紹介する。

目 次

 

1. ConvertFiles

ConvertFiles
ConvertFiles

ConvertFiles の概要

ConvertFiles」は、名前のとおり、各種ファイル形式を任意のファイル形式に変換してくれる、統合ファイル形式変換サービス。PDF だけでなく、音声ファイルや動画ファイルなど、対応しているファイル形式は多い。

特筆すべきは、「EPS」や「PSD」を、「jpg」などに変換してくれることだろう。Adobe Illustrator や Photoshop がインストールされいないPC でも、「ConvertFiles」で変換すれば、(少なくとも)観ることができる。もちろん、アップロード・変換・ダウンロードといった手間はかかるけれど、いざというときには役立つと思う。

ダウンロードURL を、指定したメールアドレスへ送信する機能もある。たとえば、オンライン上の動画ファイル(mp4)を「wmv」に変換して、見てもらいたいひと(Windows Vista / XP)に送ってしまう、なんてこともできる。

250MBまでのファイルをアップロードできる。さすがに250MBもの大きさのPDFをあつかうことはほとんどないだろうが、思い出してほしい。「ConvertFiles」は、動画ファイルや音声ファイルの変換にも対応しているのだ。

ConvertFiles の使いかた

ConvertFiles」の使いかたは、一般的なWeb サービスと同様だ。

ConvertFiles
ConvertFiles

変換元のファイルをアップロードして、出力形式などを指定、変換する。あとは、ダウンロードURLが表示されるので、クリックしてダウンロードする。

ダウンロードファイルはZIP 圧縮されている。解凍して使おう。

英文サイトだけれど、ややこしい操作はない。便利に使えるだろう。

 

2. cometdocs

cometdocs
cometdocs

cometdocsの概要

cometdocs」は、PDFを含む文書ファイルに特化した、ファイル形式変換Web サービス。「文書ファイルに特化」とはいえ、PDFを「jpg」に変換できるし、「jpg」をPDFへ変換もできる。もちろん「Word」「Excel」をPDF へ変換できる。

変換元のファイルは、「Dropbox」または「Google Drive」から直接選択することも可能。

変換プロセス(変換できる選択肢)がアイコンで表示される。英文サイトだけれど、直感的な操作が可能だ。

アップロードしたファイルは、24時間でサーバーから消える。また、一日あたり、100MBまでのファイルしか処理できない。さらに、残念なことに、一週間に 3回しか使えない。アカウント登録(フリー)しても、一週間に 5回まで。

cometdocs の使いかた

cometdocs」も、使いかたは一般的なWeb サービスと同様。

変換元のファイルをアップロードして、出力形式を指定、メールアドレスを入力して、変換する。あとは、入力したメールアドレスに、ダウンロードURLが送られてくるので、URLクリックしてダウンロードする。

cometdocs
cometdocs

ダウンロードファイルはZIP 圧縮されている。解凍して使おう。

ほかのWeb サービスより、メールアドレスの入力が必要な分、手間が増えるけれど、シンプルなWeb ページとファイルのアイコン表示で、操作にとまどうこともないと思う。

 

3. imverter

imverter
imverter

imverter の概要

imverter」は、画像ファイルに特化した、ファイル形式変換Web サービスだ。もちろん、PDFにも対応している。

おもしろいことに、変換先のファイル形式に「psd」と「eps」がある(*1)。

さらに、前述のふたつのWeb サービスと異なる点がある。いくつかのオプションが指定できるのだ。指定できるオプションは以下のとおり。

  • Resize(サイズ変更)
  • Rotate(回転)
  • Watermark(透かし)
  • Add Border(縁有り)
  • Black & White(白黒)

ここで、Resize は重要だ。くわしくは「5. 比べてみた」を参照のこと。

英文サイトだけれど、こちらもかなりシンプルなページ構成で、好印象。広告も含めて、不要な情報は一切ないので、操作にとまどうこともないと思う。

*1 未検証。ヒマを見つけて Illustrator などで開いてみようと思う。

imverter の使いかた

imverter」も、使いかたは一般的なWeb サービスと同様だ。

変換元のファイルをアップロードして、出力形式を指定、必要に応じてオプションを設定(下図)する。変換ボタン(変換元のファイル名と変換先のファイル形式がボタンに表示されている)をクリックしたら、アップロード&変換が始まる。変換が終われば、ダウンロードURLが表示されるので、これをクリックしてダウンロードする。

アップロードできるファイルの最大容量は20MB。

必要に応じて、オプションを指定する
必要に応じて、オプションを指定する

ダウンロードファイルは、ZIP 圧縮されている。解凍しよう。

 

4. まとめ

どれも、特長があるWeb サービスだ。自分の好みで使い分けてよいと思う。

ただし、「cometdocs」は、利用回数が一週間に 3回まで(アカウント登録すれば 5回まで)と、使用制限が厳しい。文書をあつかうことが多いあたしには、残念だ。

imverter」は、ベータ版。今後に期待できる。

 

5. 比べてみた

1. Convert Files

Convert Files の結果
Convert Files の結果

2. cometdocs

cometdocs の結果
cometdocs の結果

3. imverter

imverter の結果
imverter の結果

上記画像は、それぞれのWeb サービスでPDF(A4・カラー・4ページ)を変換した結果。

すべてのWebサービスで、複数ページのPDF をキッチリ変換してくれている。

問題は、変換後のファイルサイズだ。「imverter」は、オプションを指定しないと、ファイルサイズがかなり小さくなる。縮小して、アイキャッチイメージなどに使うならともかく、フツーには使えないくらい小さい。「imverter」を使うなら、Resize オプションで、最適のサイズを指定する必要がある。

ConvertFiles」のほうが「cometdocs」よりファイルサイズが大きいのに、ファイルの重さ(容量)が軽い。解像度は、どちらも「200 ピクセル/インチ」。

違いは、色数だ。「ConvertFiles」は、「cometdocs」に比べると、色数が少ない。どちらも「RGB 8bit/チャネル」なのに…。