ipad-429790_1280eem

以前の記事【 シガーソケットからiPhoneに充電できない場合のメモ 】で、「 USB2.0 でも(非常に時間がかかるけれど) iPad へ充電できる」という意味のことを書いた。それではいったい、どのくらいの時間で、どのくらいの充電ができるのか、試してみた。結論からいえば、一晩以上かかったけれど、充電できた、100% まで…。

1. iPad を充電するまえに

今回の実験のハードウェア構成は以下のとおり。

  • iPad2 32GB Wifi モデル
  • FUJITSU FMV-S8390(FMVNS1CH) SSD カスタム

充電するときには、ノート PC がスリープしないように設定しておくこと。メーカや機種にもよるかもしれないけれど、スリープに入ったときや、サスペンド状態になってしまうと、USB ポートへの給電が絶たれるかもしれないからだ。もちろん、ノート PC の健康のために、モニタの電源は切れるようにしておこう。HDD の電源も切るようにしてもよいかもしれない。今回は念のため、HDD の電源は切れないように設定しておいた。今回のノート PC は SSD に換装しているので、これはあまり意味はなかったかもしれない。

それに、充電中は、ノート PC を閉じないこと。 設定にもよるけれど、ノート PC を閉じると、スリープしたりサスペンドしたりする可能性があるからだ。

2. iPad をノートPC の USB2.0 ポートから充電する

さて、ここに バッテリが 5% まで減っている iPad2 がある(下図)。

充電前の iPad2
充電前の iPad2

この iPad2 をノート PC の USB2.0 ポートに接続した(下図)。時刻に注目してほしい。日本時間で 22:00 だ。

USB2.0 ポートに接続した iPad2
USB2.0 ポートに接続した iPad2
………………………………………………………………

時間が経って、翌朝(というか、翌日の昼前か…)。相変わらず「充電していません」と表示されているけれど、バッテリは 100% になっていた(下図)。

翌朝の iPad2
翌朝の iPad2
100% 充電できた iPad2
100% 充電できた iPad2

うっかりして いて、翌朝の iPad2 の確認をしたのが 11:00 を過ぎたころだったので、正確な時間はわからないけれど、少なくとも 13 時間とちょっとの充電で、バッテリは 5% から 100% になった。

3. USB2.0 ポートから iPad を充電するまとめ

ということで、少なくとも、一晩かければ(たとえば 8 時間とか)それなりの充電ができるようだ。

単純に、5% から 100% までの充電に 12 時間かかったとすると、1 時間あたりおよそ 8% の充電ができる計算になる。一晩( 8 時間)かければ、バッテリは 60% 以上に回復することになる。使用の頻度や内容によるけれど、まずまずの充電量ではないだろうか。

iPad2 の画面をみていて気がついたのだけれど、Wifi が ON になっている。Bluetooth は覚えていないけれど、(普段は使っていないので、おそらくは)OFF だったはず。このあたり、なにもしなくても iPad のバッテリを消耗する機能(時計のアラーム機能とか、バックグラウンドで動くアプリとか)を OFF にしておけば、もう少し充電時間の短縮ができるのは確実だと思う。もちろん、充電中は iPad2 のスマートカバーを閉じて、スタンバイ状態にしておいた。

それから、当然ながら、ノート PC は、AC アダプタから給電(電源に接続)した。

また、今回の結果は、すべての iPad にそのまま適用できるとは限らないことを断っておく。あくまで、ひとつの例としてみてほしい。iPad のバッテリの状態やノート PCの(つまり USB2.0 の) 給電能力など、それぞれ異なるだろうからだ。「 1 時間あたりおよそ 8% の充電」というのも、あくまで今回の結果から計算した目安でしかない。

iPad を使う、忙しくて出張の多いビジネスマン諸氏の参考になれば、幸いです、とっても。

時間を作って、今度は iPhone の充電に挑戦(っていうほどのこともないか…)してみようか…。