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いつのまにか Adobe Reader を起動すると、「読み上げ機能画面」が表示されるようになってしまった(下図)。PDF を読もうとするたびに、いちいち表示されてうっとうしい。「読み上げ機能画面」を必要としないひとなら、お仕事の効率も下がってしまう。

なので今回は、(いまさらだけれど)「読み上げ機能画面」を表示しないようにするためのメモ。

読み上げ機能画面
読み上げ機能画面

1. 「読み上げ機能画面」を表示しないようにする手順

1-1. 解決方法の概要

解決方法は、Adobe社の「 Acrobat Help 」に記述がある。PCにある程度くわしいひとは、このWebページを参照するだけで解決できるはず。

1-2. 手順

さて、解決方法はカンタンだ。以下の 2つのファイル(プラグイン)を無効にするだけ。無効にするために、拡張子を別のものに変える。

  • Accessibility.api
  • ReadOutLoud.api
  1. 起動していれば、Adobe reader を終了する
  2. エクスプローラで、以下のフォルダを開く
    1. C:\Program Files\Adobe\Acrobat 10.0\Acrobat\plug_ins( 32 ビット版の場合)
    2. C:\Program Files (x86)\Adobe\Acrobat 10.0\Acrobat\plug_ins(64 ビット版)
  3. ファイルを変更する(拡張子を「 .bak 」に変更する )
    • ファイル「 Accessibility.api 」の拡張子を「 .bak 」に変更する(下図)
      拡張子を「 .bak 」に変更
      拡張子を「 .bak 」に変更
    • ファイル「 ReadOutLoud.api 」の拡張子を「 .bak 」に変更する(下図)
      拡張子を「 .bak 」に変更
      拡張子を「 .bak 」に変更
  4. エクスプローラを閉じる
  5. 「 Acrobat Reader 」を起動し、読み上げ画面が表示されないことを確認する

1-3. ファイルアクセスの拒否

もし、上記手順「3」を行ったとき、「ファイル アクセスの拒否」ダイアログが表示されたら、「続行」ボタンをクリックする(下図)。

「ファイル アクセスの拒否」が表示さたら「続行」ボタンをクリック
「ファイル アクセスの拒否」が表示さたら「続行」ボタンをクリック

2. まとめ

手順は、そんなに難しいことはない。ただ、いつもは「データファイル」が、PCのどこにあるのか意識していないひとは、手順の意味がわかりにくいかもしれない、近くにいるPCにくわしい人に教えてもらおう。

上記の手順のあと、初めて Adobe Reader を起動したとき、「スクリーンリーダーがサポートされていません」ダイアログが表示される(下図)。必要ない機能なので、「次回から表示しない」をチェックして、「OK」ボタンをクリックしよう。

「次回から表示しない」をチェック
「次回から表示しない」をチェック

以上で、快適に(今までどおりに) Adobe Reader を使うことができる。

3. オマケのまとめ

拡張子「 .bak 」

今回の手順では、拡張子を「 .bak 」とした。極端なことをいえば、拡張子は「 .api 」以外ならなんでもよい( api {プラグイン}として動作しないようにするのが目的なので)。

ただし、Windows OS では、拡張子「 .bak 」は一般に、「バックアップファイルであることを示す拡張子」だ。つまり、必要とあらば、元の拡張子に戻して使う可能性がある場合や、データファイルを元の状態に戻すためのバックアップデータとするときに使用する拡張子、ということ。今回のように「実行ファイルとしての機能を無効にする」場合でも、拡張子「 .bak 」を使うのがよいと思う。