Windows OS や MS Ofice のプロダクトキーをなくしてしまって、再インストールに苦労した、なんてことはよくあることだと思う。といって、プロダクトキーを調べる海外製のフリーソフトをインストールするには、どうも不安がある。
そんな場合に安心して使えるVBスクリプトが公開されていたので、ご紹介。参照元はこちら → パソコン好きのつぶやき 気が向いたら小ネタを書くブログ。
1.「 productkey.zip 」をダウンロードする
まず、スクリプトなど一式をダウンロードする。ダウンロードするのは、「 productkey.zip 」という圧縮ファイル。ダウンロードはこちらのブログ記事から → 『プロダクトキー(product key)の保存 – パソコン好きのつぶやき』。
2. ダウンロードした「 productkey.zip 」を解凍(展開)する
ダウンロードしたら、「 productkey.zip 」を解凍(展開)する。Windows OS の場合、ダウンロードしたファイルは、(標準では)専用のフォルダに保存される。
下図は、解凍(展開)したフォルダを開いたところ。

3. 「 keydecode.vbs 」を実行する
解凍(展開)したフォルダには、みっつのファイルがある。
「 keydecode.vbs 」は、スクリプト言語で書かれたスクリプト本体(ソース)。「 よんでください.txt 」は、注意事項などをまとめたテキストファイル。そして「 管理者で実行.bat 」は、「 keydecode.vbs 」を実行するためのバッチファイルだ。
スクリプトを実行する手順は以下のとおり。
- 「 keydecode.vbs 」を実行するには、バッチファイル「 管理者で実行.bat 」を右クリックして、「管理者として実行」をクリックする(下図)
- 実行結果がダイアログボックスに表示される(下図)
- テキストファイルに保存するには「はい」ボタンをクリックする。保存しない場合には「いいえ」ボタンをクリックする
- 「印刷処理」ダイアログが表示されるので、このまま印刷するには「はい」ボタンをクリックする。印刷しない場合には「いいえ」ボタンをクリックする(下図)
- 「処理完了」ダイアログが表示されるので、「 OK 」ボタンをクリックする(下図)
- テキストファイルに保存した場合、テキストファイルはデスクトップに保存される(下図)。ファイル名は「コンピュータ名」となる
4. まとめ
- 保存された実行結果は、コンピュータ名をファイル名とした「テキストファイル」として、デスクトップに保存される。メモ帳など、好きなテキストエディタで開いて確認・印刷できる(下図)
抽出したプロダクトキーをテキストエディタで参照 - 国産VBスクリプトなので、安心して使える。海外製の同種ツールを使うより簡単
- VBスクリプトなので、とくにインストールなどは必要ない
- インストールしないので、アンインストールも必要ない。つかわなくなったら、ダウンロードした圧縮ファイルと、解凍(展開)結果のフォルダを削除するだけ
- 残念ながら、MS Office 2013 には対応していない
- 動作確認ができたのは、いまのところ Windows 7 32bit 、同 64bit、MS Office 2003、同 2007、同 2010。これら以外は環境がないため未確認
- 安心・便利なVBスクリプトを公開していただいてありがとうございます m(_ _)m > パソコン好きのつぶやき 気が向いたら小ネタを書くブログ
- 一部対応できていない製品やバージョンもある。くわしくはブログ「パソコン好きのつぶやき 気が向いたら小ネタを書くブログ」を参照のこと
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