そもそもそれなりの文章にまとめあげるためには、執筆者のほかに校正者(または編集者)が必要だ。でも、プロのライターでもないかぎり、実際にはそんな人的・時間的余裕はないだろう。今回は、文章を書くときに役立つ Web サービスを集めてみた。

  1. 日本語校正サポート a-window_21
  2.  Enno a-window_21
  3. テキスト処理ツール – 文章校正 a-window_21
  4. 漢字使用率チェッカー a-window_21

1. 日本語校正サポート

日本語校正サポート a-window_21」は、日本語の文章を校正してくれるツール。変換ミスや誤字・脱字はもちろん、二重否定や冗長性までチェックしてくれる。チェックする内容は、ある程度カスタマイズできるのが特長だ。

最多入力文字数は 1万字。

チェックする内容をカスタマイズできるので、ビジネス メールから個人のブログまで、だれでも目的に応じて使える校正ツールといえるだろう。

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日本語校正サポート:チェック例

2. Enno – 日本語のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック

Enno a-window_21」も、日本語文章の入力ミス(誤字・脱字、変換ミス、編集ミスなど)をチェックしてくれる Web サービス。文章に含まれている英単語のスペルチェックまでやってくれるのが特長だ。

最多入力文字数は公表されていないが、A4 で 10 ページ程度までが実用範囲とされている。

技術文書によく使われる、句読点に「 , 」「 . 」を使う文章(いわゆる「カンピリ」)を判別してチェックしてくれるので、理系・工学系の大学生にもおすすめできる。また、半角スペースをチェックしてくれるので、Web の文章のチェックにも向いている。

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Enno :チェック例

3. テキスト処理ツール – 文章校正

テキスト処理ツール – 文章校正 a-window_21」は、変換ミスや用語の言い換え、表外漢字などをチェックしてくれる Web サービス。エラーがあれば、その度合い(深刻さ)によって色分けして表示してくれるのが親切だ。

「テキスト処理ツール – 文章校正」は、「全角 半角 変換」「タブ→スペース 変換」などのテキスト処理ツールのひとつ。

最多入力文字数は公表されていない。

URL を指定して Web ページから文章(テキスト)を読みこむことができるので、ブログ向き ・ Web サイト運用者向きのツールといえる。記事をアップしたり Web ページを更新した直後にチェックする、という使いかたもできる。

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テキスト処理ツール – 文章校:チェック例

4. 漢字使用率チェッカー

漢字使用率チェッカー a-window_21」は、ほかの校正ツールとは使いかた(目的)が異なる。文章のなかに、どのくらい漢字が使われているかを確認するための Web ツールだ。漢字の使用率は、読みやすさを考えたときに必要になるポイント。一般に、読みやすい文章とは、漢字の比率が 25 ~ 30 % といわれる。漢字が多すぎると硬い印象になる。逆に漢字が少ない文章は、やわらかすぎて締りがない印象になる。

たとえば、個人ブログなら漢字比率を 30% 以内に留めるとか、ビジネス文書なら 30 ~ 40 % くらいを基準にするとか、文章の用途によって使いわけるとよいと思う。

漢字使用率がカンタンにわかるので、ビジネス文書から個人ブログの文章まで、いろんな文章に使える。今回の Web ツールのなかで、一番のおススメツールだ。

ただし、英単語などの、いわゆる半角英数字は漢字あつかいにならない。よって、英文の引用があったり英数字を多用している文章は、漢字使用率が低くなる傾向がある。

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漢字使用率チェッカー:チェック例

5. まとめ

  • いずれのツールも、無料だし、ログインなどのめんどうな手続きもいらないので、気軽に使える
  • 日本語ワードプロセッサが登場して以来、誤字・脱字は少なくなってきたけれど、代わりに「変換ミス」や「漢字過多」という、こまった文章に出会うことが多くなったように思う
  • プレス リリースやビジネス メールなど、社外に向けての文章なら、とくにキッチリと校正してほしい。できるなら、ふたり以上でチェックするのがよいのだけれど、、、
  • 校正ツールのひとつと「漢字使用率チェッカー」を組みあわせて使うのがおススメだ。校正ツールは、必要や好みに応じて選べばよいと思う
  • もちろん、これらの校正ツールも万能ではない。チェックしきれない部分は常にあると考えるべきだ
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