「今朝、勝手に Windows 10 にアップグレードされたので、もとに戻してほしい」という依頼があって、対応してきた、朝イチで。幸いにして、アップグレード後に PC の設定を変える操作はしていなかったので、通常の手順で Windows 7 にダウングレードできたのだけれど、このときなぜか、言語バーが表示されなくなった。もちろん、日本語の入力ができないし、「全角 / 半角」キーを押しても無反応だ。

ime0050_1
Windows 7 starter の言語バー

ということで今回は、消えてしまった「言語バー」を、再度表示させるメモ。参考にした Web ページはこちら → [富士通Q&A – [Windows 7] 言語バーを表示する方法を教えてください。 – FMVサポート : 富士通

1. 言語バーの設定を変更する

まず、言語バーの設定を変えてみて、言語バーが表示されるか見てみる。

  1. 「スタート」ボタンをクリックして。「コントロール パネル」をクリックする
  2. 「時計、言語、および地域」をクリックする(下図)

    ime0100_1
    コントロール パネル
  3. 「地域と言語」ダイアログの「キーボードと言語」タブをクリックする(下図)
  4. 「キーボードの変更」ボタンをクリックする(下図)

    ime0120_1
    「地域と言語」ダイアログ
  5. 「テキスト サービスと入力言語」ダイアログの「言語バー」タブをクリックする(下図)
  6. グループ「言語バー」の「デスクトップ上でフロート表示する」をクリックして選択する(下図)

    ime0150_1
    「テキスト サービスと入力言語」ダイアログ
  7. 「適用」ボタンをクリックして、「 OK 」ボタンをクリックする(上図)
  8. 「閉じる」ボタンをクリックするか「 OK 」ボタンをクリックして「地域と言語」ダイアログを閉じる
  9. 「閉じる」ボタンをクリックして「コントロール パネル」を閉じる

これでデスクトップに言語バーが表示されれば、言語バーの復旧は終わり。表示されないときは、以下の手順 2. を試してみる。

2. テキストサービス( ctfmon )をスタートアップに追加する

テキスト サービス「 ctfmon 」のショートカットをスタート アップに登録して、 Windows の起動時に自動的に起動するようにする。「 ctfmon 」は、もとは Windows XP 用のプログラムらしいのだけれど、今回は Windows 7 の言語バーを表示するために、応急的に使うことにする。

2-1. 隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する

まず、「隠しフォルダ」を表示する。すでに表示しているなら、次の手順 2-2. に進んでほしい

  1. 「スタート」ボタンをクリックして、「コントロール パネル」をクリックする
  2. 「デザイン」をクリックする(下図)

    ime0310_1
    「コントロール パネル」
  3. 「フォルダー オプション」をクリックする(下図)

    ime0330_1
    「コントロール パネル」 – 「デザイン」
  4. 「フォルダー オプション」ダイアログの「表示」タブをクリックする(下図)
  5. 「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」をクリックして選択する(下図)

    ime0370_1
    「フォルダー オプション」ダイアログ
  6. 下へスクロールし、「登録されている拡張子は表示しない」をクリックして選択をはずす(下図)

    ime0380_1
    「フォルダー オプション」ダイアログ
  7. 「適用」ボタンをクリックして、「 OK 」ボタンをクリックする(上図)
  8. 「閉じる」ボタンをクリックして「コントロール パネル」を閉じる

2-2. テキストサービス( ctfmon )のショートカットをつくる

  1. 「スタート」ボタンをクリックする
  2. 「プログラムとファイルの検索」欄に「 ctfmon 」と入力する(下図)

    ime0410_1
    「 ctfmon 」を検索
  3. 検索された「 ctfmon.exe 」を右クリックし、コンテクストメニューの「送る」をポイントして「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックする(下図)

    ime0430_1
    デスクトップうに「 ctfmon 」のショートカットを作成
  4. デスクトップに「 ctfmon 」のショートカットが作成される(下図)

    ime0450_1
    デスクトップに作成された「 ctfmon 」のショートカット

2-3. テキストサービス( ctfmon )のショートカットをスタートアップに追加する

手順 2-2. で作成したショートカットを「スタートアップ」に登録する。これで、 Windows が起動するときに「 ctfmon 」が実行されるようになる。

スタート メニューの操作に慣れていれば、手順「 2-3-1.」のように、ショートカットを直接スタート アップにドラッグ & ドロップで登録するのが早くてカンタンだ。慣れていなければ、手順「 2-3-2.」を参照して、「スタート アップ」フォルダにドラッグ & ドロップするのが確実だと思う。どちらかの手順で、ショートカットをスタート アップに登録してほしい。

 2-3-1. スタートアップに直接登録する

  1. デスクトップのショートカット「 ctfmon 」をドラッグしたまま「スタート」ボタンをポイントする
  2. スタート メニューが開くので、ドラッグしたまま「すべてのプログラム」をポイントする
  3. 「すべてのプログラム」が開くので、ドラッグしたまま下にスクロールして「スタートアップ」をポイントする
  4. スタートアップが開いたら、ショートカット「 ctfmon 」をドロップする(下図)

    ime0470_1
    スタートアップにショートカット「 ctfmon 」をドロップ

 2-3-2. スタートメニューのフォルダを開いて登録する

  1. エクスプローラを起動する
  2. 「ローカル ディスク( C: )」を開いて「ユーザー」フォルダを開く
  3. ユーザ アカウントのフォルダを開いて「 AppData 」フォルダを開く(下図)

    ime0510_1
    「 AppData 」フォルダ
  4. 「 Roaming 」フォルダを開いて「 Microsoft 」フォルダを開く
  5. 「 Windows  」フォルダを開いて「スタート メニュー」フォルダを開く
  6. 「プログラム」フォルダを開いて「スタートアップ」フォルダを開く(下図)

    ime0570_1
    「スタート アップ」フォルダ
  7. 「スタートアップ」フォルダに、ショートカット「 ctfmon 」をドラッグ & ドロップする(下図)

    ime0595_1
    スタートアップにショートカット「 ctfmon 」をドロップ

2-4.  PC を再起動する

「スタートアップ」フォルダに、ショートカット「 ctfmon 」を登録したら、 PC を再起動する。再起動後には、言語バーが表示されているはずだ。

3. まとめ

  • 手順 1. 「言語バーの設定を変更する」で、言語バー( Microsoft Office IME )が表示されたら、手順 2. は必要ない
  • 手順 2-1. で「隠しフォルダ」を表示する設定にした。必要に応じてもとに(「隠しフォルダ」を表示しない設定に)戻しておくこと
  • もちろん、「 Microsoft Office IME 」を再インストールする、という方法もある。 Microsoft Office IME は Microsoft Office のインストール  DVD から選択して再インストールする。インストール DVD がなければ、Microsoft のサポートサイトからダウンロードできる
  • 今回は仕事用の PC なので、時間を優先してテキストサービス( ctfmon )をスタートアップに追加した
  • 今回は OS をダウングレードしたときに発生したけれど、 Microsoft Office IME が消えてしまうことは、ときどき起こる。原因は不明
  • 「 ctfmon 」は、バックグラウンドで動作し、音声認識、手書き認識、キーボード、翻訳機能などのユーザー入力テクノロジをサポートするプログラム。具体的には、テキスト入力プロセッサ ( TIP ) および Microsoft Office 言語バーをアクティブにするプログラム、らしい。
  • 「 ctfmon 」についてくわしくは、「 [OFFXP] CTFMON プログラムの概要と機能 – Microsoft 」を参照のこと