「 Light Alloy (ライト アロイ)」、正しくはマルチ メディア プレイヤだ。
ネットブック( FRONTiER FRNU310 )で、いくつか動画再生ソフトを試してみた。そのなかで、「 Light Alloy (ライト アロイ)」が自分にあっているようなので、ちょっと紹介。
1. Light Alloy とは
「 Light Alloy (ライト アロイ)」は、ロシア生まれの、インターネット ラジオや MP3 から DVD / BD まで再生できる無料の高機能なマルチメディア プレーヤ。ダウンロードは公式サイトからどうぞ → 「 Light Alloy 」


めずらしい機能としては、なんと WinLIRC に対応している。 WinLIRC は、 PC から家電製品をリモートで操作したり、赤外線リモコンで PC を操作するためのプログラムだ。
2. Light Alloy のよいところ
Light Alloy の、これはいいなと思ったところだけを、以下にカンタンに紹介する。
2-1. 外部と通信しない
PC のプログラム(ソフトウェア)は、外部のサーバと通信をけっこうしている。 Light Alloy は、外部との通信を一切しない(らしい)。
2-2. 音について
2-2-1. 音量調整が200% までできる
Light Alloy は、音量を 200% まで大きくできる(下図)。もともと音量が低い(音が小さい) CD や DVD を再生するときに、ジミーに便利な機能だと思う。

2-2-2. イコライザがついている
音楽好きのディープなひとなら、イコライザは必須でしょうね。 Light Alloy には、キッチリとイコライザ機能がついている(下図)。

2-3. ライブ プレビュー機能がある
動画再生中なら、ライブ プレビュー機能(下図)が便利。タイムラインをマウスでポイントするだけで、見たいシーンをカンタンに探せる。お仕事で、たくさんの動画のなかからほしい場面をすばやく探しだす、なんて使いかたはどうだろうか。

ただし、ライブ プレビュー機能は、標準ではオフになっている。オプション設定の「マウス」画面 – 「ライブ プレビュー」タブで指定する必要がある(下図)。

3. まとめ
- Windows 7 starter 搭載のネットブック用の音楽・動画再生ソフトとして、 Light Alloy はけっこう気にいって使っている。音楽・動画のお手軽再生機器として、旧型 PC を有効活用しているわけだ
- 多国語対応していて自然な日本語で使えるし、ライブ プレビューと外部と通信しないことから、お仕事用 PC にもおすすめできる、かも
- 高機能なのに、それほど動作は重くない。ただ、Intel ATOM ® N455 ( 1.66GHz )だと、フル HD 画質( 1080p )の動画は再生にもたつくことがある。 SD 画質( 480p )なら十分に視聴が可能だ。 HD 画質( 720p )でも、動画にもよるけれど、なんとか再生してくれる
- 動画再生中に画面クリックで停止・再開、ダブルクリックで全画面表示・ウィンドウ表示の切り替えなど、基本的な機能はキッチリ押さえているのも好印象
- ネットブックのスピーカでも、なれてしまえばイコライザと 200% までの音量調整で、なんとかガマンできるかな、、、。再生音質だけをいうなら、 iPad mini 2 や iPhone 5S のほうがよほどよいけれどね
- Windows 10 64bit でも動作を確認した
- ただし Windows 10 の場合、 Light Alloy のスナップ ショットはなぜか OneDrive に保存される
- 「有効活用」とは、本来の価値を充分に引き出して利活用することだ!! なんてツッコミはかるくスルーします (^-^;)