自作音楽 CD に「 CD-Text 」を含めたいときには、「 CD-Text 」に対応している光学ドライブが必要だ。ここでは、光学ドライブが「 CD-Text 」に対応しているかを確認する方法を紹介する。
今回は Nero InfoTool 5 を使う。
1. Nero InfoTool
Nero InfoTool (ネロ インフォツール)は Nero AG が開発したツールのひとつで、Nero 製品の一部として機能する。パソコンに接続されている DVD ドライブのリージョン コードや CPRM 対応、読み込み・書き込み速度、 CD ドライブの CD-Text 対応のサポート状態などを表示してくれる(下図)。

今回は Nero 8 Essentials に付属している Nero InfoTool 5 を使った。
2. 光学ドライブが「 CD-Text 」に対応しているかを確認する
2-1. Nero InfoTool 5 を実行する
- スタートボタンをクリックする
- メニューから「 Nero 8 」を開いて「 Nero InfoTool 」をクリックする(下図)
「 Nero InfoTool 」をクリック - Nero InfoTool が起動される
2-2. CD-Text 対応を確認する
- 「ドライブ」タブが選択されていなければクリックして開く
- 画面右上の「現在のドライブ」で、確認したいドライブを選択する
- 「対応読み込み/書き込み機能」ペインの「 -Text 」にチェックがあることを確認する(下図)
「 -Text 」にチェックがあれば、そのドライブは「 CD-Text 」に対応しているはずだ。「書き込み」にチェックが入っていないのが気になるけれど、経験的に「読み込み」にチェックがあれば書き込みにも対応している( USB 外付けポータブル型 3 台、 PC 搭載型 2 台、同据え置き型 1 台にて確認)。
3. まとめ
3-1. Nero InfoTool 5 のダウンロード
- 今回は Nero 8 Essentials に付属している Nero InfoTool 5 を使ったけれど、 Nero InfoTool 5 は、各種のダウンロードサイトから入手することもできる。 Nero 製品をお持ちでない方は、ネット上のダウンロードサイトを探してみてください
- ネットから入手できる Nero InfoTool には、バージョン 5 と 11 がある。個人的には 5 でよいと思う。インストールの必要がない(展開するだけ)からだ
- 以前は Nero AG の公式サイトから Nero InfoTool をダウンロードできたけれど、現在( 2017 年 12 月)ではできなくなっている
- 海外ダウンロードサイトでは、マルウェアやアドウェアに特に気をつけよう
3-2. まとめ
- Nero InfoTool は、 USB 外付け光学ドライブの情報も表示してくれる。けっこう便利
- 旧型の光学ドライブでは「.CD-Text 」に対応していないものがある。 Nero InfoTool を使えばカンタンに調べることができる
- Nero 8 Essentials をお持ちの方は、カスタム インストールで Nero InfoTool 5 だけをインストールすることができる(下図)
- Windows 7 では見えていた「 DVD 機能」が Windows 10 では見えなくなっている。このままでは DVD ドライブの「リージョン コード」や「 CPRM 対応」の可否がわからない。これらは「印刷プレビュー」機能を使えば確認できる(下図)
「印刷プレビュー」機能: CPRM 対応の確認
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