今回は、 PlayStation (プレイステーション) エミュレータ ePSXe 用に、ゲーム CD を ISO 化するメモ。
つかうフリーソフトは CD Manipulator という、古いけれどシンプルで強力な国産 CD バックアップ ツール(下図)。開発は 10 年前に終了してしまっているけれど、 Windows 10 ( 64bit )でもキッチリ動作した。
1. CD Manipulator をダウンロード・インストールする
1-1. CD Manipulator のダウンロード
- Web ページ「 CD Manipulator跡地 」へアクセスする
- 「 CD Manipulator 2.70 Final 」をクリックしてダウンロードする(下図)
1-2. CD Manipulator のインストール
CD Manipulator は、レジストリをつかわない。ダウンロードしたファイル( cdm270.zip )を解凍(展開)して、わかりやすい場所にフォルダごとコピーするだけ。下図は、 C ドライブ配下の「 Program Files 2 」フォルダ内に置いた場合の例。
CdManipulator.exe をスタート画面にピン留めしておくと、起動がカンタンになる。
2. ゲーム CD を ISO 化する
2-1. ゲーム CD の ISO 化
- ゲーム CD をドライブにセットする
- CD Manipulator を起動する
- 最初の起動時だけ、使用する言語を選択する画面が表示されるので、「日本語」をクリックして選択し、「 OK 」ボタンをクリックする(下図)
- 「 TOC 」ダイアログで、 ISO 化したいトラックを選択する。ほとんどの場合、トラックはひとつしかない(下図)
- 「トラックの読み込み」ボタンをクリックする(下図)
- 「トラック読み込み」ダイアログで、「検索」ボタンをクリックする(下図)
- 「名前を付けて保存」ダイアログで、 ISO 作成先の「フォルダ」を選択して「 ISO のファイル名」を入力し、「保存」ボタンをクリックする(下図)
- 「トラック読み込み」ダイアログで、「 OK 」ボタンをクリックする(下図)
- CD の ISO 化が始まる(下図)。 ISO 化には、すこし時間がかかる
- ISO 化が終われば「確認」画面が表示されるので、「 OK 」ボタンをクリックする(下図)
作成した ISO ファイルは、混乱する前にわかりやすい名前に変更しておこう。
2-2. ISO の確認
ePSXe を起動して、正しく ISO 化できていることを確認しておく。下図は、 ePSXe の動作例。
3. まとめ
- ゲーム CD って、記録面はまっ黒だけれど、 CD なんだね。そういえば、パッケージにちゃんと Compact Disc の表記(こんなの ↓)がある。ちなみに、プレイステーション 2 のゲーム メディアは DVD だ
- ゲーム CD は ISO 化しておくと、ゲームのたびに CD を探さずにすむので便利だと思う。ゲームの切り替えもカンタンだし
- 別のフリーソフト 「 Free DVD ISO Maker 」では、 ISO 化はできるけれど、なぜか ePSXe で読み込めなかった
- こんなとき、古くて実績のある国産フリーソフトは頼りになる
- エミュレータ ePSXe のダウンロードとインストールについては、前の記事『PlayStation (プレイステーション) エミュレータ ePSXe の使いかた : Windows 10 編』を参照のこと
- CD Manipulator 2.70 Final は、 2003 年 窓の杜大賞で金賞を受賞した国産フリーソフトである、すごいよね
- 最後になりましたが、 CD Manipulator の作者さまに感謝申し上げます m(_ _)m
手順の説明が親切過ぎて、ハラハラしまくりの初心者でも簡単にできました!
とても参考になりました、本当にありがとうございます。
コメントありがとうございます。お役に立てたようでうれしく思います。
それでは、良きゲームライフを!!