CF-SX2 のメモリを増設して 8GB にした。

1. メモリを探す

CF-SX2 のメモリタイプは DDR3L SDRAM だ。

CF-SX2 の標準搭載メモリは 4GB 。拡張スロットは 1 つ。標準搭載メモリはマザーボードに直接搭載されていて、筐体を分解しないとメモリの交換ができない。これもけっこうめんどうなので、あまり期待できないけれどデュアルチャネル効果もねらって、今回は標準搭載メモリはそのままに 4GB の増設(計 8GB )とした、

「 DDR3L 」の「 L 」は、低電圧版を意味しているらしい。

以上をふまえて今回は「 Transcend ノートPC用メモリ PC3-10600 DDR3 1333 4GB 1.35V (低電圧) – 1.5V 両対応 204pin SO-DIMM (無期限保証)(下図)を選択した。  Amazon で購入、3,580円。

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Transcend ノートPC用メモリ PC3-10600 DDR3 1333 4GB 1.35V (低電圧)

2. メモリを増設する

2-1. メモリの増設

CF-SX2 のメモリ増設はカンタンだ。ネジをひとつはずずだけでメモリの増設(交換・拡張)ができる。(下図)

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CF-SX2 のメモリ拡張スロット

2-2. メモリの確認

メモリが正しく増設できたかは、フリーソフト「 CPU-Z 」で確認してみた、(下図)

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CPU-Z : メモリ増設前
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CPU-Z : メモリ増設後

メモリのサイズはキッチリ 8GB になっているし、チャネルもデュアルになっている。

3. まとめ

3-1. CPU-Z

  • 今回、メモリの種類や容量の確認につかったソフトは「 CPU-Z 」。
  •  CPU-Z は、 PC のハードウェア 情報を表示してくれるソフト。とくに自作 PC 派にとっては定番ソフトのひとつ
  • 表示されるハードウェア情報は、CPU情報(名前、コード名、パッケージ、テクノロジなど)、クロック情報(コア速度、倍率、バス速度など)、キャッシュ情報( L1 データ、 L1 命令など)、マザーボードやBIOS情報、メモリサイズ・ DRAM 周波数、メモリスロット情報、グラフィックデバイス情報など

3-2. まとめ

  •  CF-SX2 は HDD を SSD に換装してあるし、大容量バッテリーも装着しているので、増設前でもとくに動作に不満はなかった。でも、せっかくの 64bit なのでメモリを 8GB に増設することにした
  • 無償アップグレード後にクリーン・インストールした Windows 10 なので、ハードウェア構成を変更したら再認証が必要になるのではないか、という恐れがあったけれど、今回のメモリ増設では再認証の必要はなかった
  • デュアルチャネルの効果はまったく体感できない。期待はしていなかったけれど…
  • それでも、大きなファイルをあつかうときや、たくさんのタスクを立ちあげても処理が遅くなったりフリーズすることが少なくなったような気がしている、気のせいかもしれないけれど…