「 LINE 」で送信できないような長時間の動画を、クラウド ストレージ サービスを使って送る方法のメモ。今回は「 Google ドライブ」を使う。 Google アカウントを持っているなら、無料で利用できる容量が Dropbox より大きいというメリットがある。
おおまかな手順は以下の通り。
- 動画ファイルをクラウド ストレージ サービスへアップロードし、
- アップロードした動画の URL を LINE に送信する
すでにスマートフォンで Google ドライブを使っているなら、手順 2. から参照すること。
1. Google ドライブのインストールと設定
1-1. Google ドライブのインストール
まず、 Google ドライブ アプリをインストールする。「 App Store 」を開いて「 google drive 」を検索、インストールする。
- 「 App Store 」を開いて「 google drive 」を検索する
- 「 Google ドライブ」をインストールする(下図)
インストールが終われば、ホーム画面に Google ドライブのアイコン(下図)が表示されている。
1-2. Google ドライブの設定
Google ドライブにログインして、共有する動画用にフォルダを作成する。
1-2-1. ログイン
- Google ドライブを起動する
- 画面左下の「ログイン」をタップする(下図)
- Google アカウントのメールアドレスを入力して、「次へ」をタップする(下図)
- パスワードを入力して、「次へ」をタップする(下図)
- 「新しいファイルに関する通知を受け取る」オプションが表示されるので、「スキップ」または「オン」をタップする(「オン」を推奨・下図)
ログインするのは最初だけ。
また、Safari で Google にログインしていれば、「ログイン」をタップしたあとにアカウントを選択するだけでログインできる。
1-2-2. フォルダを追加
- 画面右下の「新規」ボタン(青い丸に 白い+ )をタップする
- 「新規」メニューが表示されるので「フォルダ」をタップする(下図)
- フォルダ名を入力して「作成」をタップする(下図)
以上で Google ドライブの設定は終わり。動画共有用のフォルダを作るか作らないか(または、いくつ作るか)は、お好みでどうぞ。
なお、説明の都合上、ここで Google ドライブを終了しておくこと。
2. LINE へ動画を送る
まず、動画ファイルを Google ドライブへアップロードする。次に、アップロードした動画のリンク URL を LINE に送信する。
2-1. 動画を Google ドライブへアップロードする
- Google ドライブを起動して、作成した「 shared 」フォルダ(動画をアップロードするフォルダ)を開く
- 画面右下の「新規」ボタン(青い丸に 白い+ )をタップする
- 「新規」メニューが表示されるので「アップロード」をタップする(下図)
- 「写真と動画」をタップする(下図)
- 写真へのアクセスを求められたら「 OK 」をタップする
- 「アルバム」が表示されるので、アップロードする動画のアルバムをタップする
- アップロードする動画を選択して、画面右上の「アップロード」をタップする(下図)
- アップロードが始まる(下図)
一般に、動画はファイルサイズが大きいので、アップロードにはかなりの時間がかかる。複数の動画を一度にアップロードすることはできるけれど、それなりの時間がかかる。
2-2. 動画のリンク URL を LINE に送信する
- Google ドライブで、 LINE に送信する動画の「メニュー」をタップする(下図)
- 「リンクを取得」をタップする(下図)
- LINE を起動して、動画の送信先を選ぶ
- 取得したリンクを貼り付ける。メッセージを添付するなら、改行して入力する(下図)
- 「送信」をタップする
送信された動画は、 URL をタップして視ることができる(下図)。音声付きの動画を送るときは、音が出ることに注意を促すメッセージを添えると親切だと思う。職場や周りに人が多い場所などで、いきなり大きな音を出しては迷惑な場合が多いだろうからね。
3. まとめ
- Google ドライブは、無料で 15GB の容量が利用できる。 Dropbox は 2GB
- Google ドライブは Dropbox より容量が大きいので、動画や多くの写真を扱うならすこし余裕ができると思う
- 今回は iPhone アプリを使ったけれど、 Android 端末でも同様のことができるので参考にしてほしい