「大画面ノート PC をお安く調達してほしい」と頼まれて、リサイクル ショップを徘徊したり、ネット オークションをウソウソしてみたりして、やっと dynabok Satellite B450/C を手に入れた。
で、さっそく OS を HDD からリカバリして初期設定をはじめたのだけれど、 Windows Update でエラーがでて、これ以上先に進めなくなった(下図)。
今回は、 Windows Update のエラー 8007000E を回避するメモ。
1. Windows Update エラー 8007000E
1-1. システム構成
今回のシステム構成は次のとおり。
- dynabook Satellite B450/C
- Intel Celeron 945 2.30GHz
- 4GB メモリ、 120GB SSD
- Windows 7 Pro. 32bit ( SP1 適用済み) HDD リカバリ済み
1-2. Windows Update エラー 8007000E
ネットで調べてみたら、同じ症状で苦労しているかたがたがけっこういらっしゃった。共通しているのは、 Windows 7 SP1 であること、リカバリ後の新規アップデートでのエラーであること。
参考にしたWeb サイトはこちら ↓
『 WindowsUpdate(ウインドウズアップデート)のエラー8007000Eが出て更新プログラムを更新できないときの対処事例(Windows7) | PCデジタル』
2. エラー 8007000E を解決する
上記サイトによれば、更新プログラム KB3050265 を実行することで解決するとのこと。更新プログラム KB3050265 は Microsoft のダウンロードセンターからダウンロードできる。
2-1. 更新プログラム KB3050265 を実行する
- 更新プログラム KB3050265 をMicrosoft のダウンロードセンターから Windows 7 用更新プログラム (KB3050265)をダウンロードする(下図)
- ダウンロードしたファイル Windows6.1-KB3050265-x86 を実行して、更新プログラムを適用する(下図)
- 画面の指示にしたがって PC を再起動する
2-2. 再度 Windows Update を実行する
更新プログラム KB3050265 を適用して PC を再起動したら、いつもの手順で Windows Update を行なう。
- スタートメニューを開いて、「すべてのプログラム」 → 「 Windows Update 」をクリックする
- Windows Update が実行される(下図)
以上で、 Windows Update ができるようになった。今回は Administrator 権限を持つユーザ アカウントで行なったけれど、いまのところ問題なく動作している。
ダウンロードしたファイル Windows6.1-KB3050265-x86 は、ダウンロード フォルダ内に残っているので、忘れないうちに削除しておこう。
3. まとめ
- dynabook Satellite B450/C は、Toshiba 製のビジネスノートPC 。性能は控えめだけれど、さすがに dynabook の名を冠しているだけあって、けっこう(物理的に)タフな機械だ。価格もそれなりに安い
- 失礼ながら、マイクロソフトのヘルプはあいかわらず期待どおりにがっかりさせてくれる。下記は、昔々に聞いたマイクロソフト小噺
- ある日、ヘリコプターがシアトル上空を飛行中にナビシステムが壊れて、自分の位置がわからなくなった。機長は、近くに見えた高いビルにヘリコプターを寄せて、副操縦士に
- 「ここはどこ?」
- と紙に書かせてビルの中の人に見せた。ビルの中の人は
- 「ヘリコプターの中!」
- と紙に書いて応えた。機長はにっこりとして副操縦士にいった。
- 「よし、あれはマイクロソフトのビルだ。この東が空港だ」
- 「どうしてあれがマイクロソフトのビルだと分かるんですか?」
- 「彼らは技術はあるのに、ヘルプはまったく使えないからな」
- 最後になりましたが、貴重な情報を提供してくれているブログ『 PC デジタル』さまにお礼申し上げます m(_ _)m